今日の写真
右手は相変わらずですが、左手は…またまたやってしまいました!!
一昨日(22日)作業中に、溶接の火の粉?玉?が2つほど軍手にポトリと!
一瞬で手袋には穴が空き、あわてて外すと2か所とも皮が剥けていました。
(〝ロ゛)アアアアアアアアア!! ってな訳で、さっそく治療開始。
水道で火傷部分を良く洗い流し、上の皮を切り取ってしまってからキズパワーパッドを貼ります。
しかし、キズパワーパッドはお高いので、ケチな私は火傷面より一回り大きく切って貼ります。
切り口から水が入るとすぐに膨らんでしまうので、防水フィルムを貼ります。
これで水仕事もお風呂もOKです。
半日くらいで液が溢れてきますので、また良く洗って新しく貼るだけです。
これの繰り返しだけで完治までに1週間の予定です。少し?楽しみです。
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皆さん気にしていると思いますので左手の写真を更新しますね。
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火傷して4日後(1月26日)
滲出液が少なくなったので、パッドはやめ防水フィルムだけにしました。
火傷して6日後(1月28日)
かなり上皮化が進んでいます。あと真ん中の2mm程度の部分から液が出ているだけです。
火傷して9日後(1月31日)
完全に上皮化しましたので、治療は終了です。予定通りでした。
一度湿潤療法を経験してしえばしまえばこんなもんです。
あとは白色ワセリンでの保湿ケアとなります。
火傷して14日後(2月5日)
乾燥して、薄い瘡蓋のような膜が張っていたので、剥いてから
白色ワセリンをちょっと付けて防湿フィルムで「強制保湿」しました。
現在小さな火傷を治療中の方も参考にして下さい。
(多少範囲が広くても治癒速度はあまり変わりません。)
知恵袋でも、傷や火傷には湿潤療法が少しずつ定着してきているのが判ります。
回答にも、ラップやキズパワーパッドでの治療を勧める方もちらほら見えます。
しかし、最近回答を入れ始めた「医療知識人」は、そんなことはつゆ知らず、
相変わらず古い教科書通りの○○な回答を堂々と入れてみたりします。
その後に私が「正しい治療法」での回答を入れるのでそう問題はないですが…。
しかし最近ではもっと怖い事例が発生しています。
それは湿潤療法を騙って従来の治療を行っている医師が増えた事です。
彼らは、湿潤療法の人気?に便乗し、湿潤療法の教科書である夏井先生の
<新しい創傷治療>を見もせず、内容がサッパリ判らないまま、
湿潤療法の看板を上げておきながら、従来の治療を行っているのです。
中には、湿潤療法では絶対に使用してはいけない、ガーゼにたっぷりの抗菌軟膏を
塗って「軟膏がたくさん塗ってあるから乾燥しないので、これは湿潤療法である」などと
ぬかして見える天然○○医師がいるようです。
そんなヤブ・サギ・似非湿潤療法関係の質問をいくつか貼って置きます。
<少し深い傷に対しての湿潤療法について…>
<火傷の治療法についての質問です。…>
<妻が左脇の下から二の腕の内側にかけて…>
<火傷治療についての疑問…>
<turuchan_40 様へ。やけどに関する数々の質問に…>
こんな事例が発生しだしました。これは殆ど犯罪行為です。
湿潤療法では、消毒・ガーゼ・抗菌軟膏は一切使いません。
今後こういったヤブ治療に引っ掛かる事がないよう、十分気を付けて下さい。
また現在、湿潤療法の名前でこのような治療を受けている場合は、
純粋な湿潤療法を行っている病院への転院をお勧めします。