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両手の火傷を湿潤療法により短期間で治癒した記録と経過の日記


by 2106racing
1月24日(日曜日)

今日の写真

受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_13125793.jpg


右手は相変わらずですが、左手は…またまたやってしまいました!!

一昨日(22日)作業中に、溶接の火の粉?玉?が2つほど軍手にポトリと!

一瞬で手袋には穴が空き、あわてて外すと2か所とも皮が剥けていました。

(〝ロ゛)アアアアアアアアア!! ってな訳で、さっそく治療開始。

受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_1314504.jpg


水道で火傷部分を良く洗い流し、上の皮を切り取ってしまってからキズパワーパッドを貼ります。

しかし、キズパワーパッドはお高いので、ケチな私は火傷面より一回り大きく切って貼ります。

切り口から水が入るとすぐに膨らんでしまうので、防水フィルムを貼ります。

これで水仕事もお風呂もOKです。

受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_13162795.jpg


半日くらいで液が溢れてきますので、また良く洗って新しく貼るだけです。

受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_13171752.jpg


これの繰り返しだけで完治までに1週間の予定です。少し?楽しみです。









皆さん気にしていると思いますので左手の写真を更新しますね。





火傷して4日後(1月26日)
滲出液が少なくなったので、パッドはやめ防水フィルムだけにしました。
受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_12524621.jpg


火傷して6日後(1月28日)
かなり上皮化が進んでいます。あと真ん中の2mm程度の部分から液が出ているだけです。
受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_12563357.jpg


火傷して9日後(1月31日)
完全に上皮化しましたので、治療は終了です。予定通りでした。
一度湿潤療法を経験してしえばしまえばこんなもんです。
あとは白色ワセリンでの保湿ケアとなります。
受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_12591479.jpg


火傷して14日後(2月5日)
乾燥して、薄い瘡蓋のような膜が張っていたので、剥いてから
白色ワセリンをちょっと付けて防湿フィルムで「強制保湿」しました。
受傷282日後 サギ湿潤療法病院について_b0178879_12585097.jpg



現在小さな火傷を治療中の方も参考にして下さい。
(多少範囲が広くても治癒速度はあまり変わりません。)





知恵袋でも、傷や火傷には湿潤療法が少しずつ定着してきているのが判ります。

回答にも、ラップやキズパワーパッドでの治療を勧める方もちらほら見えます。

しかし、最近回答を入れ始めた「医療知識人」は、そんなことはつゆ知らず、

相変わらず古い教科書通りの○○な回答を堂々と入れてみたりします。

その後に私が「正しい治療法」での回答を入れるのでそう問題はないですが…。


しかし最近ではもっと怖い事例が発生しています。

それは湿潤療法を騙って従来の治療を行っている医師が増えた事です。

彼らは、湿潤療法の人気?に便乗し、湿潤療法の教科書である夏井先生の

新しい創傷治療>を見もせず、内容がサッパリ判らないまま、

湿潤療法の看板を上げておきながら、従来の治療を行っているのです。

中には、湿潤療法では絶対に使用してはいけない、ガーゼにたっぷりの抗菌軟膏を

塗って「軟膏がたくさん塗ってあるから乾燥しないので、これは湿潤療法である」などと

ぬかして見える天然○○医師がいるようです。

そんなヤブ・サギ・似非湿潤療法関係の質問をいくつか貼って置きます。

少し深い傷に対しての湿潤療法について…

火傷の治療法についての質問です。…

妻が左脇の下から二の腕の内側にかけて…

火傷治療についての疑問…

turuchan_40 様へ。やけどに関する数々の質問に…

こんな事例が発生しだしました。これは殆ど犯罪行為です。

湿潤療法では、消毒・ガーゼ・抗菌軟膏は一切使いません。

今後こういったヤブ治療に引っ掛かる事がないよう、十分気を付けて下さい。

また現在、湿潤療法の名前でこのような治療を受けている場合は、

純粋な湿潤療法を行っている病院への転院をお勧めします。
# by 2106Racing | 2010-01-24 13:29 | 火傷
12月22日(火曜日)


今日の写真

受傷249日後  お子さんが火傷した時のお母様へ_b0178879_17454660.jpg


受傷249日後  お子さんが火傷した時のお母様へ_b0178879_17462099.jpg



ここ3カ月くらいはそんなに変わりはないですね orz 。

でも何となく薄くなっていってるような気も…しませんか?

瘢痕との戦いはまだまだ続きそうです。





知恵袋の回答で随分多くの人を、「消毒+ガーゼ+抗菌軟膏治療+植皮の可能性」から救ってきた。

特に子供さんの受傷で、湿潤療法を受ける事が出来た人は本当にラッキーだったと思う。

お礼と、湿潤療法での良好な経過のコメントを頂く度に、つくづくそう思うし、

本当に自分の事のように嬉しかったりする。

大人本人であれば、自分で決めた治療で痛い思いをしようが、

(植皮も含めて)酷い痕が残ろうがあきらめもつくだろうが、

子供は自分で治療を決められない。全て親が変わりに決めるのだ。

知恵袋で、小さな子供さんの火傷で従来の治療の病院では「痕が残る」とか

「植皮をしなければ ならないかも」「植皮をしてもヒキツレを起こす」と

脅されてきた方を救った例をいくつかあげておきます。

(内容は殆ど同じですが)


<8/5 一歳六カ月の姪っ子がお腹に火傷をおってしまい…

<8/29 1歳の子供の腕を火傷させてしまいました…>(最初の質問)
<9/21 前回質問した際、回答を下さった皆様…>(お礼・結果)

<9/28 9ヶ月の娘が3日前にストレートアイロンで…>(最初の質問)
<10/13 9月25日に娘が手を火傷し,こちらで…>(お礼・結果)

<10/3 2歳の娘が昨夜火傷を負い救急の病院では …
(この方は9月20日のブログの方にお礼のコメントを頂いています。)

<11/18 10ヶ月になる息子の腕に不注意で…

<11/19 10日前私の不注意で八ヶ月の息子に大火傷を…
(この方の場合は、担当医に相談して湿潤療法に切り替えてもらいました。)

<11/21 昨日8ヶ月の娘にコーヒーがかかり…
(この方はあの夏井先生石岡第一病院へ直接受診されました。)

<11/28 7ヶ月の娘に、味噌汁で火傷をさせて…

<12/8 指の火傷。(1歳児)の治療について…
(この方は11月20日のブログの方に“さこ”さんの名前で経過のコメントを頂いています。)



この子たちの親御さんの多くは「植皮」という脅しを掛けられていましたが、

実際はこういった結果ばかりです。

知恵袋に「古臭い治療」の回答を入れ続けている、医療関係者はこれを見て

どう思っているのか聞いてみたいものです。

全国の優しいお母さんたちが、自分の子供さんが不幸にも火傷をされた時に、

偶然でもこのサイトを見つけて、良く読んで頂く事を心から祈ります。
# by 2106Racing | 2009-12-22 18:53 | 火傷
11月20日(金曜日)



今日の写真

受傷217日後 熱い小児科医の○○な回答_b0178879_23255472.jpg


受傷217日後 熱い小児科医の○○な回答_b0178879_23264671.jpg



1か月前と比べてもあまり変化があるようには思えないが、

2カ月前と比べると少し痕が薄くなっているようにも見える。

本音としては、実際飽きてきているのだが、火傷治療中でこのブログを見ている方は、

最終的にどこまで痕がきれいになるかが気になるようなので(特に女性が多い)

そんなに変化がなくても当分更新を続けますので、ご安心を。。。



アトピー自分勝手治療経過

こちらも変わらないので、当分お休みとします。

きっと誰も見てないだろうし…





知恵袋でも私が回答を始めた頃に比べて、湿潤療法での回答が増えてきたような気がする。

どちらかと言えば、火傷よりも切り傷や擦り傷での回答が多いが、

それでも湿潤療法が一般に広まってきた事が実感出来てとてもうれしい。

質問者も湿潤療法が早く治ると聞いて(または知恵袋で見て)、詳しく知りたいという内容のものも

増えた。

こういう質問者に回答するのは、湿潤療法を全く知らない質問者に回答するのに比べて

とても楽であるのは間違いない。


問題は下手に医療知識と実績があって、湿潤療法を真っ向から否定しないにしても、

湿潤療法は感染の可能性が高く、素人では失敗するので、(従来の治療をしている)病院へ

行くように回答している<ちゃんちゃらおかしい>実際素人の医療関係者だ。

(もちろん私も、ネット上では湿潤療法については常に調べているが、一人として、

感染して化膿して困ったというデータがない。これは実際に感染症が起きていれば

隠せるものではないと思う。知恵袋でも、湿潤療法で早く治った例はあっても、感染して困った例も

ない。)

こういう輩は普段、暇なのか何か知らないが、1日中回答を続けているマニアのようだが、

従来の治療(ガーゼ+消毒+抗菌軟膏)を行っている病院の処置で、

感染して膿んで腫れていて困ったという質問には、絶対回答しない。

なぜならば、それは教科書に書いてないので判らないからなのだ。

逆にこういう質問には私は「待ってました」の体制で回答できるので、これもとても楽である。

まあ、湿潤療法を否定したい回答者も今のうちに思いっきり否定しておくのが宜しいかと思う。

その分後になって、思いっきりイヤな思い出となって残るだけなのだから。。。


その典型的な例が8月25日のこの質問<至急!! 火傷です。>だ。

この質問に以前から私の回答に腹を立てていた、「熱い小児科医

の回答が入っているが、その後他の質問にも熱い回答を入れているうちに

質問者にまで嫌われて1週間後には回答をやめているが、

お○○な回答履歴は残ってしまっている。

この時には私のブログを見てからでも同じ意見ができるようなら

いつでもコメントを入れる様、お願いしたが、もちろん来ない。

8月20日の日記のコメントを参照して下さい。)

そして、このように私のブログ上で恥を書き続けなければ

ならなくなった…
# by 2106Racing | 2009-11-20 23:41 | 火傷
10月20日(火曜日)


今日の写真

受傷186日後 ネットのみで広がる湿潤療法とタレコミメール_b0178879_23505844.jpg


受傷186日後 ネットのみで広がる湿潤療法とタレコミメール_b0178879_23511734.jpg



先月からは殆ど進化が見られない。

これは、このままで残ってしまうのか?と、いう気もしないでもない。

しかし、まだ?上皮化してからは5か月経過したに過ぎない。

気長に様子を見よう。(毎月同じ事を書いているが…)



アトピー自分勝手治療経過

こちらも変わらないので、何も書けない。

良くもならず、かといって悪くもならず。と、いったところか…




気がつけば、いつの間にか知恵袋で400もの回答を入れていた。

それも一貫して湿潤療法での回答ばかりでだ。

自然と回答の中身も同じものになってしまうが、これは仕方がない。

問題は、どれだけ質問者が理解してくれたかだ。

それは当然ベストアンサー率でも判る事なので、

この割合も結構重要だと思う。

最近では、私より先に医療関係者が、従来の治療(ガーゼ+軟膏)

を勧めていたり、「水膨れは感染するから、絶対潰すな」という

回答が堂々と入っていたりすると、自然と、説明を兼ねた長文の

回答を入れるが、たまにその後で自分の回答を取り消す者もいる。

たぶん、私の回答履歴やベストアンサー率を見て、

自分の回答が通用しない事がすぐに判ったのだと思うが。

中には、必死に反論意見を上げる者もいるが、

決まって教科書通りの反論で、全く自分で考える頭がないのが良く判って

ちゃんちゃらおかしかったりする。


夏井先生の考えでは、湿潤療法は、学会のような組織も作らず、

ネットのみで普及させていく事にしているようだ。

実際、水面下では、若い研修医の中では相当理解が進んでいて、

湿潤療法を認めない病院からの多くのタレコミ?メールがあるらしい。



なにしろ、湿潤療法がもっと普及して、

知恵袋でも、もっと、他の回答者で、湿潤療法での回答が増える事を切に願う。
# by 2106Racing | 2009-10-21 00:14 | 火傷
9月20日(日曜日)


今日の写真

受傷155日後 浅達性Ⅱ度で植皮?転院のススメ_b0178879_17175640.jpg


受傷155日後 浅達性Ⅱ度で植皮?転院のススメ_b0178879_1718255.jpg


先月の写真とは殆ど変わらないような気もするが

白い部分が少し減っているのが判るかな?

これは根気が要りますよ。

まあ自分は男なので全然気にしていないのだが、

ここを気にして?見ている女性の方たちのためにももう少し様子を見ていこう。





アトピー自分勝手治療経過


こちらも何も変らん上に少し飽きてきた。

ケアもこまめにしなくなった。

ただ手を抜いているとまた痒みが…

の繰り返しだが、実際メチャクチャ治ってるわけだ。

前までは朝から晩までポリポリ…  

皮膚は細かい粉になって湯船でサーッと膜が張っていた程だったし、

常に嫁さんが、通称<コロコロ>(粘着テープで埃とかを掃除するヤツ)で

自分の後をついて歩く事は、今は全くない。




ところで昨日(19日)の知恵袋の火傷の質問だが、こんなのがあった。

左手全体に2度浅と思われる火傷で通院中ですが、手術はどうしても避けたいです。

という質問だったが、Ⅱ度aの火傷で植皮はありえない話だが、現実にあるようだ。

もちろん湿潤療法での回答を入れておいたが、

気になってその病院を調べてみたが、たぶん○京区のN医大ではないかと思う。

そのホームページには夏井先生のあの<パラダイム>があった。

浅いⅡ度を消毒+ガーゼ+抗菌軟膏で深いⅡ度~Ⅲ度まで悪化させておいて、

植皮で腕をふるう、というパターンが読めた。(わざとではないだろうがそうなる。)

どうか質問者が、湿潤療法の病院へ自分の判断で転院するか、

せめてこのブログにコメントを入れてくれる事を切に願う。(何か協力できるはず。)

絶対に治る火傷に植皮をしてはいけない。





夜中に質問者から補足が入った。

連休明けに湿潤療法の病院へ転院するようである。

ヨカッタ~。
# by 2106Racing | 2009-09-20 18:15 | 火傷