両手の火傷を湿潤療法により短期間で治癒した記録と経過の日記


by 2106racing

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7月26日(日曜日) 21世紀の火傷をした時の痛みの止め方

ヤフーの知恵袋で、火傷をして痛いと言う方に、出来る限り早めの回答を入れるようにしているが、タイミングが合わない事が多い。
回答に説明を入れているうちに、早々にベストアンサーが決まっている事もある。
他の回答の内容はただひたすら水で痛みがなくなるまで冷やすというものばかりだ。
中にはアロエ・紫雲膏・馬油・オロナインまで出てくる。
もっと酷いのは、夜中でも、急患でも良いから病院へ行けと言うものだ。

気持ちは判るが、私がそうだった様に、どうせそこら辺の病院へ行っても冷やす事しか痛みの止め方を知らない医師が多いので、しばらく水で冷やしてガーゼに軟膏ペタリの処置をするだけで大した事はされないのが普通である。

あ~~可愛そうに~…と思うが後の祭りである。

そこで私はひらめいた。
ここで、痛みの止め方で1ページ作っておいて、回答でここをリンクさせれば良いのだ。
そうすればいちいち長い説明もつけずに済む。

それでは、はじまり~はじまり~

火傷をした時の処置

① 火傷をしたばかりの時は、水(痛くない温度)で5分程冷やす。バケツ等に水を流し込みながら冷やしても良い。そうすれば刺激が少ない。

② 水から火傷部分を出して、流水でサッと洗い流す。その時だけ痛いがちょっと我慢。

③ ワセリンがあれば(なくてもかまわない)、薄く塗って食品用ラップを火傷面に密着させるように巻く。痛いだけの火傷はもちろん、水膨れが出来ていようが、皮膚が剥けていようが同じ処置をする。

④ 10分もかからず痛みが治まる。


解説

① (新しい創傷治療より) 熱による変化を防ぐための冷却は3~5分程度の冷却で十分です。

鎮痛のための冷却は神経を麻痺させているだけです。従来は冷却しか鎮痛方法がなかったため,さらに長時間,冷却していました。しかし,熱傷の鎮痛は創面の乾燥を防ぐだけで十分に得られます。

② これは一度軽く洗う事によって細菌等を落とします。殆どが流れ落ちます。

③ 火傷面を密閉する事により、皮膚の神経が空気と遮断されるため、痛みを感じなくなります。ワセリンは疼きを緩和するのと、ラップの密着性を上げるためですので、無理に容易しなくても、ちゃんとラップを密着させて、隙間に空気の層が出来なければ(ラップのしわは気にしなくて良い)痛みは治まります。

④ これで(多少ヒリヒリしますが)何事もなかったように過ごせます。

その後の対処は次の日に近くの湿潤療法の病院へ行くか、
大した事がない場合はコチラへ (家庭でできるすりむき傷,裂傷,熱傷の治療)

その他火傷の面積や、深さによって一概には言えませんがプラスモイスト
バンドエイドのキズパワーパッドなどで治療すれば、全く痛くなく簡単に治ります。



これで助かった運の良い人の事例を貼っておきます。(最初の二人はいずれも夜中でした)
救出者一人目 (7月14日)
救出者二人目 (7月16日)
救出者三人目 (7月22日)

もちろん夜中の回答は、どちらも10分後にはベストアンサーとなりました。

めでたし、めでたし。

他の方も必要な時はこのページを遠慮なく使って下さい。
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by 2106racing | 2009-07-26 14:13 | 火傷 | Comments(167)
7月24日(金曜日)

今朝、「とくダネ!」で湿潤療法を特集していた。

もちろんカブリツキで見たし、録画もしておいた。

また泣きそうになった。(とてもうれしかったので)

夏井先生も、想像通りの優しそうな雰囲気の人だった。

なんといっても全国ネットのテレビなのだ。相当の人が見られた事と思う。

そして目からウロコが落ちた人も…。

湿潤療法を知らずに見た人にとっては、かなり強烈なインパクトだったと思う。

(湿潤療法を否定している医者には、もっとキツかったと思う。)

これで湿潤療法を知った人が増えて、普通の治療をしている病院(湿潤療法を否定している病院)

へ行って「湿潤療法でお願いします。」となった時、

その医者はどんな顔をして何と答えるのだろう?。(想像は付くが…)

テレビで良いと言っていたし、その病院へ来る人の多くが、湿潤療法で、

となった時にでも、「そんな治療法は、最近流行っているだけで危険だからだめですよ。」

とひたすら言い続けるのだろうか?  いつまで続けられるかが楽しみだ。

(もうすでに400箇所以上の病院に差をつけられているのだから)

これは早いもの勝ちである事は間違いない!!。

そうでなければ生き残っていけなくなるのも間違いない!!。


フッフッフッフ………?
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by 2106racing | 2009-07-24 23:42 | 火傷 | Comments(9)

受傷93日後

7月20日(月曜日)

今日の写真

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1ヶ月前の写真に比べて、右手の火傷の痕の濃淡が、

かなり淡くなってきたように思う。(思いたい。)

右手は、日焼け防止のために、紫外線カットのニンジャ?手袋を相変わらずしているが、

左手については全く日焼けも気にせず放ったらかし状態だ。

しかし、結局の所、ビックリするほどの変化ではない。

私も始めての経験なので、なかなか思ったようには行かない。

まあ、気長に様子を見ていこう。




アトピー自分勝手治療経過

こちらも、残念な事に最初のような、劇的な改善は見られない。

最近の処方としてはこうだ。

ぬるい(人肌+@)風呂につかり、シャンプーは使わない。

(シャンプーに含まれる界面活性剤というものを良く調べてみると使えなくなる。)

石鹸はさすがに使うが、汚れ?が多いなと思う時くらいで、毎日ではない。

風呂から出たら、殆ど拭かずにダッシュでワセリンを塗る。

これが、良く伸びるので、ワセリンのうっすら塗りとなる。

(もうラップは暑苦しいので巻いていない。)

普段はこれでいけているのだが、

昼間に汗をかいた後など、ものすごい痒みが襲ってくる事もある。

何か、蕁麻疹的?なものも発生する時もある。

この時ばかりはワセリンも何の役にも立たない。

しかしこういう時こそ、前からやってみたかったウェットラッピング法(伊勢原共同病院

を試すいい時だと思って、濡らした下着を半絞りで、着てみた。

おお!!何という事だ!

痒みがスッと引いてしまったではないか。

まあ、その時に痒みが引いて以来、そんなに痒みがある時もないので、

それからはやっていないが、あの効き目には驚いた。

ただ、暑いこの時期にしか出来ない事は確かである。

(当然冬にやれば、確実に風邪をひく事は間違いない。)

一度、ここを見ているアトピーの人も、ものすごい痒みに襲われた時は

試してみる価値はあると思う。

結局濡れた下着はラップと同じ効果があるのかもと思った。
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by 2106racing | 2009-07-20 18:42 | 火傷 | Comments(8)
7月11日(土曜日)

再びヤフーの知恵袋での事について。
やはり、水膨れについての質問が相変わらず多いが
回答の方も、潰さず大事にして下さいと言うものが多い。

しかし、潰れてしまった時点では、殆どが病院へ行くようにとの事。
(病院へ行っても、水膨れが破れた、破れないでの治療法は変らないと思うが。)

まあ私も、以前はそう思っていたので、無理もないと思う。

しかし、今の私の考えとしては、(湿潤療法の御医者様全員同じ考えだと思うが)
経験から、水膨れは、はやく破ってしまった方が確実に早く治る。

なぜならば、常に栄養たっぷり?の新しい滲出液で、
火傷面を湿潤させてやった方が、皮膚の再生が早まるからだ。
早く再生すると言う事は、痕が残りにくいと言う事で間違いない!

事実、私の全指にあった水膨れは、全て破って(破れたのもある)
治療したが、今は痕もなく、きれいに治っている。
パニックになるので、順番に破っていったが、先に破った方から治った事は言うまでもない。

破らずにいても、水膨れの中では自然に、ゆっくりと湿潤療法をしている訳だが、
いかんせん、液も表面の皮膚も生き物だから、当然劣化してくる。
そこに皆さんお嫌いのバイキンでも入った日には
バイキンが培養されて、増殖するので目も当てられない事になる。
当然破らなければ、何も手出しできないのだ。

それならば、早めに破った方が、いろんな意味での治療の選択肢は増える。こんな風に。

それともう一つおかしな事。
殆どの回答者や、一般の病院が、傷や火傷は、ガーゼ等で液を吸わせて、
乾燥させる治療が良いとしているのに、なぜ、水膨れは破って乾燥させないのか?
その方が、早く治るのではないか?
その方が理屈には合っているのだが、なぜかそうしない。
言ってる事とやってる事が全く逆なのだ。

その理由には、大体の人が、細菌による感染が怖いと言うので一致する。
しかし、細菌ってそんなに怖いものか?そりゃ怖くないといえばうそになるが
子供の頃、よくスッ転んで、皮がズルムケのスリ傷を作ったものだが、
余り大騒ぎした事はない。大抵、マキロンシュパッの放ったらかしであった。
しかも、化膿して膿んだ事もあるが、別にこんなもんという感じだ。

もっと不思議なのは、口の中など、アッチッチの食べ物や飲み物で、皮がベロッと剥ける
程度の火傷も、それこそ何もしない。もちろんマキロンも。
しかし、知らぬ間(という事は痛みもいつまでも感じてない)に治ってしまう。

なぜなんでしょうか?

もちろん口の中が細菌だらけと云う事は皆さん御存知のはず。
口の中の皮膚など、もっと弱々しいはず。

それはつまり、常に、唾液などで覆われて湿潤療法をしている上に、
水などを飲む事によって、細菌は洗い流されているから、
まず、感染して化膿しないという事なのです。

結果、火傷は、水道水でジャブジャブ?洗えば細菌など殆ど流されて感染などしないのです。
現に夏井先生の統計でも感染率は1%を常に切っています。

まあ長くて1時間程しか効果のない消毒や軟膏をして、通気性の良いガーゼでの感染の方が怖いと思うのは私だけでしょうか?

まあ、もっと怖いのは、カサブタのようになって、火傷面にビッチリ張り付いたガーゼをベリベリと
剥がす事の方ですが。 ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

知恵袋で、私が回答を入れた後は、湿潤療法を理解している人がフォローに入るぐらいで
誰も、違う治療法の回答を入れませんが、それがなぜなのかは、
ここを読めばば判る人も多いと思います。

知恵袋から、ここへ来た人、プロアマ?問わず、参考にして下さい。

気になる?(誰も気にしてない)写真は20日にアップしますので、お楽しみに。
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by 2106racing | 2009-07-11 18:41 | 火傷 | Comments(12)