両手の火傷を湿潤療法により短期間で治癒した記録と経過の日記


by 2106racing

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受傷12日後

4月30日(木曜日)

4回目の診察。

水洗いした後、左手は人差指だけ デュオアクティブ を貼って終了。

もう包帯も巻かなくて良いらしい。

右手はポリ手袋を交換して(もちろん患部は洗って)包帯を巻いて終わり。

少し寂しいくらいに今までで最短の診察時間だった。

ちなみに先生は、新しく思いついたポリ手袋での経過が良好そうなので、

早速そばにいた看護師さんに「これいいな。今後の手の治療はこれで行くから。」

と指示していた。

火傷の治療がこんなに簡単で治りも早いとはまったく想像できなかったし、

まだ知らない人がたくさんいるのだと思うと、早く治して教えてあげたいと思う。

受傷して3日目くらいでの、「地獄のガーゼ剥がし」の時に、その火傷の具合を見る私の

とってもブルーな精神状態は同じような火傷を体験した人でないと、きっとわからないと思う。

本当にいろんな情報を提供してくれたインターネットに感謝している。
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by 2106racing | 2009-04-30 19:06 | 火傷 | Comments(0)
4月28日・29日

痛みも無く普通に過ごす。もちろん仕事も出来た。

もう紹介状を書いてもらった県立多治見病院へ行く事は無いと決めていたので

紹介状の内容を見てみたが、中津川市民病院の先生も同じ診断結果だったのが判る。

その内容は

〈左手背:SDB、右手背:DDB~DBで瘢痕拘宿の可能性ありとして

貴院(県立多治見病院)での加療がbetterと判断し紹介申し上げる〉

といったものだった。

(ちなみにSDB=浅達性Ⅱ度・DDB=深達性Ⅱ度・DB=Ⅲ度です。)

県立多治見病院の形成外科宛のものだった。

最初から手術の可能性大?だった気がする。
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by 2106racing | 2009-04-29 18:56 | 火傷 | Comments(0)
4月27日(月曜日)

3回目の診察(本来ならやっと県病院へ行く日だった)。再び妻も一緒にいく。

今回の治療は、左手は残っていた水膨れを潰して切り取った所に

デュオアクティブ なるものを小さく切って貼って包帯のみ。

右手の方は、滲み出てくる液が随分少なくなったので、被覆材を卒業らしく、

そばにあった看護師さんの作業用の薄いビニール手袋の指先を切り落として、

手にはめた後、ところどころに小さい穴をはさみであけて包帯を巻いて終了。

(後で先生に聞いたらその時に偶然、目に入った作業用のポリ手袋を

使う事を思いついたらしい。 製品名はテキパキグローブ

自分でも取り替えるようにとその手袋を5枚ほど分けて頂いた。

(後で調べたら夏井先生のサイトでも手袋ドレッシングが紹介されていた。)

初めてこの病院に来た頃よりも、両手共随分変化してきたように思う。

見た目にはやはりグロイが、治り始めている頃が一番ひどく見えるとインターネットで出ていた。

この写真は予備にと使い残しのデュオアクティブを頂いたもの。

(ハイドロコロイドといって、最近発売されたバンドエイドのキズ・パワー・パッドと同じようなもの)


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by 2106racing | 2009-04-27 18:54 | 火傷 | Comments(0)
4月25日・26日

痛みも無く普通に過ごす。もちろん仕事も出来た。

包帯は自分で巻き直している。

結構上手に巻けるようになったので看護師さんから

その巻き方を教えてほしいと言われたがたぶん冗談だと思う。(当然だ)

実は自分でも毎回同じようには巻けないのだ。

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ただ出会う人みんなに、両手の包帯の原因の説明から始まって

治療法と経過とを全て話すのがだんだん面倒になって来たので、

分かりやすいように活字にして残そうと思った。

ちなみに下は被覆材の写真。

紙おむつによく似ているが傷口側はフィルム面に針で刺したような孔がたくさん空いていて

そこから余分な滲出液を吸収するようになっている。

その上未滅菌である。(滅菌である必要はないらしい。)
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by 2106racing | 2009-04-26 18:18 | 火傷 | Comments(0)
4月24日(金曜日)

2回目の診察。処置は前回と同じだが、先生曰く、「左手は上皮化してきている」との事。

つまり、薄皮が張って来ているらしい。

よく見るとうっすらとしわのある皮があるのがわかる。

あまりの回復の速さに、人間の自然の治癒能力はすごいなと感心した。

この日は妻もその治療法を見てみたい (湿潤療法について半信半疑のようだった)

とのことで、一緒に行って見ていたが、見てみてそれなりに安心(納得)したようだ。

(なぜ痛くないのかはまだ解っていないようだったが。)

後々他の人の参考になるようにと、先生に無理やりお願いして

火傷の具合の写真を撮って頂いたが、先生曰く

「この治療法を始めた頃は、あまりにも早くきれいに傷が治ってゆくので

たくさん写真を撮っていたけど今は別に普通の事だから、最近は撮ってないんだわ。」との事。

そうだよなーとは思ったが、写真で火傷の程度が判らなければこの治療の

良さも人に説明しにくいので撮ってもらった。

この日は被覆材を予備に一つ頂いて、後はよく指を動かすようにと指示を受けてそのまま仕事に。





下の写真はその時のものですが心臓の弱い方はすっ飛ばして下さい。

興味がある人は、この火傷がどれくらいの期間で治ってゆくのかを知ってもらう為にも

是非見ておいて下さい。

(親指が白いのは湿潤療法でふやけているもので、軽い火傷ではこうなります。)



































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この状態で普通に生活して、普通に仕事もこなせるという事は

誰も考えられないと思う。
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by 2106racing | 2009-04-24 18:08 | 火傷 | Comments(0)
4月23日(木曜日)

今日は中津川市民病院へ行く日だったが予約をキャンセル。

ついでに来週月曜日の県立多治見病院の予約もキャンセル。

中津川市民病院ではかなり私の手の事を心配してくれていたが、やんわりとお断りする。

あのソフラチュールとガーゼをはがす時の痛みを考えるととても行く気にはなれない。

痛みも全く無いので仕事をしてみる(建設業なので資材を加工 ― 手は結構酷使します)

が一日やっても問題なし。

手を心臓より下げたままにしていると少しジンジンしてくるくらい。

そういえば中津川市民病院で処方してもらった、テラジアパスタ軟膏とはいったいどういった

効能の薬なのかが気になっていたので、インターネットでいろいろ検索してみたところ

夏井先生のサイトで以下のようなやりとりがあったので参考までに抜粋。


【テラジアパスタという軟膏がありますが,これを傷に使うのはどうでしょうか?】
 テラジアパスタは水溶性軟膏基剤マクロゴール(ポリエチレングリコール)にスルファジアジンを配合した軟膏ですが,基本的に傷に使っていけない軟膏と思われます。マクロゴールは浸透圧が高い物質ですので,創面に塗ると創面の水分を吸収し,乾燥させると予想されます。つまり,傷の治癒を遅らせるように作用します。
 スルファジアジンは銀を含有する抗菌剤ですが,いくら抗菌作用を有していたとしても,肝心の傷の治癒が遅れてしまっては,結局は菌交代を起こすだけです。
 創面の細菌を減らす唯一の手段は抗菌剤の使用ではなく,速く傷を治すことです。創が治り,正常皮膚が再生すれば,そこは皮膚常在菌しか棲めない環境になり,黄色ブドウ球菌やMRSAの生存に適さない環境になります。正常皮膚でない創面は正常な皮膚常在菌が棲めない環境であり,その環境に適した細菌(多くは黄色ブドウ球菌)が定着します。これは自然現象であり,病的現象ではありません。
(抜粋終わり)


またテラジアパスタに含まれるスルファジアジン銀を主成分にしている薬にゲーベンクリームと言うものがあるがこれこそ夏井先生の人体実験シリーズでえらい結果が出ていた。

ゲーベンクリームを傷につけると痛い・・・という人体実験
ゲーベン(R)は傷を深くする
ゲーベンの創面破壊効果

これでテラジアパスタをラップに塗って貼ったら焼ける様な激痛が続いた訳が良く判った。

まだたくさん残っていたのでもったいないとは思ったけれど

こんな痛いだけの軟膏は使えんということですぐに破棄した。
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by 2106racing | 2009-04-23 17:57 | 火傷 | Comments(2)
4月22日(水曜日)

朝、目が覚めても痛みは無く、午前7:00頃市立恵那病院に電話で診察の依頼。

快く、来院して下さいとの事。

車で20分程の道のりで(余裕で自分で運転)午前8:30に病院に行って診察を受ける。

指名しておいた外科太田先生に診て頂くが、巻いてあったラップをはずした私の手を見て、

驚くどころか、少し笑顔で(そう見えた)

「左手はⅡ度の火傷で2週間、右手はⅡ~Ⅲ度で約1ヶ月で治るよ。 でもそれより早く治れば

Ⅱbかも知れないね。痕は少し残るかも」と言われてびっくり。

(長くなるであろう治療を覚悟していた私にとって、真剣に先生が神様に見えて、

涙が少し出そうになった。)

処置としては火傷の部分を水道水で洗い流して、見た目には傷面に当たる部分が穴あきの

フィルムの裏に紙おむつのような物が付いた被覆材(体からの滲出液を吸収する)なるものを

貼り付けて包帯を巻いて終わり。

治療時間は約5分間位だった。治療時も処置後も無痛である。

ちなみにこの病院自体が5年程前からこの湿潤療法をやっていたようで、

わざわざ太田先生を指名しなくても良かったようだ。

ここの院長先生の先見の明に心より感謝。
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by 2106racing | 2009-04-22 17:49 | 火傷 | Comments(0)
4月21日(火曜日)

朝・夜と自分でガーゼを交換するのだが、その度に悲鳴が出るほど痛くて

(皮?まではがれて出血)

心細くなってインターネットで他の人の火傷の治療方法について調べてみた。

するとある母親が娘さんの火傷治療の記録を綴ったブログ<やけど治療日記>から、

夏井睦(なついまこと)というお医者さんの“新しい創傷治療

のホームページをみて“湿潤療法”と “ラップ療法”なるものを知った。

それから何時間か(真夜中まで)“湿潤療法”に付いて調べてみる。

そこに登録している病院(または医者個人)のリストから

自宅に一番近かった恵那市の病院に行って見ることにする。

早速、とりあえず素人なりにいろいろ試してみようと思い、

サランラップにテラジアパスタ軟膏を塗って火傷の上に巻いてみたが、

その薬がものすごくジンジン・チリチリと染みて痛い。

ガーゼの場合だと塗って15分程で痛みはなくなるのだが、それは体液が

出てきてテラジアパスタ軟膏ごとガーゼが吸い取っていたからの様だ。

しかしサランラップの場合はずっと軟膏が患部にくっついたままである。

一時間程我慢してみたが、とても耐えられなくなってテラジアパスタ軟膏から

自宅にあったプロペト(白色ワセリン)に塗り変えてみたら

うそのように痛みが無くなってそのまますぐに寝る事が出来た。
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by 2106racing | 2009-04-21 17:16 | 火傷 | Comments(0)
4月20日(月曜日)

やっと、中津川市民病院の皮膚科にて初診。

先生に診て頂いたところ、右手のあまりのひどさに此処では対処できない

(皮膚の移植手術の可能性あり)とのことで県立多治見病院への紹介状を書いてもらって、

一週間後の月曜日に予約を取ってもらい、痛み止めの飲み薬と塗り薬(テラジアパスタ)

と噴霧する薬(フィブラストスプレー)を処方してもらった。

しかしそれまでの1週間どうすれば良いかとたずねたら

「じゃあ木曜日に来てください」とのこと。(はあ?)

その夜くらいからガーゼが傷にひっついてはがす時にかなり痛みを感じるようになった。

引っ付き防止のソフラチュールというものも、ガーゼと火傷の間にしてもらっていたが、

やっぱり貼り付いてしまっていた。
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by 2106racing | 2009-04-20 16:21 | 火傷 | Comments(0)
4月19日(日曜日)

翌日、中津川市民病院に行って同じ処置(テラジアパスタ軟膏+ガーゼ+包帯)をしてもらう。

痛みは途切れ途切れにやってくるが処方してもらった痛み止めの薬を飲んで

何とかこの日は乗り切る。

右手から滲み出てくる体液のようなものの量が多くて、1時間もすると包帯全体が

べたべたになってしまうので包帯の上にタオルを巻き、

その上からビニール袋の角を切ってかぶせて手をベッドの外へ出したまま寝たが、

朝にははその液が、床に滴り落ちて、ちょっとした水溜りのようになっていたのには驚いた。
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by 2106racing | 2009-04-19 15:46 | 火傷 | Comments(0)