受傷5日後 テラジアパスタ破棄
2009年 04月 23日
今日は中津川市民病院へ行く日だったが予約をキャンセル。
ついでに来週月曜日の県立多治見病院の予約もキャンセル。
中津川市民病院ではかなり私の手の事を心配してくれていたが、やんわりとお断りする。
あのソフラチュールとガーゼをはがす時の痛みを考えるととても行く気にはなれない。
痛みも全く無いので仕事をしてみる(建設業なので資材を加工 ― 手は結構酷使します)
が一日やっても問題なし。
手を心臓より下げたままにしていると少しジンジンしてくるくらい。
そういえば中津川市民病院で処方してもらった、テラジアパスタ軟膏とはいったいどういった
効能の薬なのかが気になっていたので、インターネットでいろいろ検索してみたところ
夏井先生のサイトで以下のようなやりとりがあったので参考までに抜粋。
【テラジアパスタという軟膏がありますが,これを傷に使うのはどうでしょうか?】
テラジアパスタは水溶性軟膏基剤マクロゴール(ポリエチレングリコール)にスルファジアジンを配合した軟膏ですが,基本的に傷に使っていけない軟膏と思われます。マクロゴールは浸透圧が高い物質ですので,創面に塗ると創面の水分を吸収し,乾燥させると予想されます。つまり,傷の治癒を遅らせるように作用します。
スルファジアジンは銀を含有する抗菌剤ですが,いくら抗菌作用を有していたとしても,肝心の傷の治癒が遅れてしまっては,結局は菌交代を起こすだけです。
創面の細菌を減らす唯一の手段は抗菌剤の使用ではなく,速く傷を治すことです。創が治り,正常皮膚が再生すれば,そこは皮膚常在菌しか棲めない環境になり,黄色ブドウ球菌やMRSAの生存に適さない環境になります。正常皮膚でない創面は正常な皮膚常在菌が棲めない環境であり,その環境に適した細菌(多くは黄色ブドウ球菌)が定着します。これは自然現象であり,病的現象ではありません。
(抜粋終わり)
またテラジアパスタに含まれるスルファジアジン銀を主成分にしている薬にゲーベンクリームと言うものがあるがこれこそ夏井先生の人体実験シリーズでえらい結果が出ていた。
<ゲーベンクリームを傷につけると痛い・・・という人体実験>
<ゲーベン(R)は傷を深くする>
<ゲーベンの創面破壊効果>
これでテラジアパスタをラップに塗って貼ったら焼ける様な激痛が続いた訳が良く判った。
まだたくさん残っていたのでもったいないとは思ったけれど
こんな痛いだけの軟膏は使えんということですぐに破棄した。